ハーブの水蒸気蒸留結果◆淵蹇璽坤泪蝓次▲璽薀縫Ε燹▲撻僉璽潺鵐函
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    JUGEMテーマ:アロマテラピー

     

    こんにちは。

    APOTHECA Holistic Schoolの吉川です。

     

    本日もハーブの蒸留結果の続きをご紹介します。

    今回ご紹介するのは、

    ローズマリー(フレッシュ、ドライ)

    ゼラニウム(フレッシュ)

    ペパーミント(フレッシュ、ドライ)

    になります。

     

     

    1.ローズマリー(フレッシュ、ドライ)

     

    ローズマリーはハーブティとしても使用されるので、ドライハーブは手軽に入手可能です。

    フレッシュはベランダで栽培中のものから採取しました。

     

     

    ローズマリーはRosmarinus Officinalisという学名で知られますが、

    成分構成によって分類されています。

     

    ローズマリー・ベルべノン

    ローズマリー・シネオール

    ローズマリー・カンファー

     

    いずれも学名は同じですが、成分構成が異なり、ケモタイプと呼ばれます。

     

    ハーブティとして飲用できるオーガニックのドライハーブを蒸留してみたところ、香りはベルべノンかな?といった感じ。

    成分を分析しないと分かりませんが、シネオールのスーとする感じは控えめで柔らかな良い香りでした。

     

     

    フレッシュの蒸留もとても良い香りでした。

    精油の採取量はドライハーブよりもかなり少なくなります。

    精油は室温で一部結晶化しておりましたので、カンファーが多いのかな??

    たくさん採取出来たら、成分分析もしてみたいと思っています。

     

     

    2.ゼラニウム(ローズ・ゼラニウム)フレッシュ

     

    ゼラニウムは、バラの香りがすることから、ローズ・ゼラニウムとも呼ばれます。

    学名 Pelargonium x asperum を使用します。

     

    こちらも我が家のベランダで栽培中です。

    ゼラニウムは生命力が強く切っても切っても育ってきますし、挿し木でどんどん増えます。

    我が家の鉢植えもかなり茂ってきたので、剪定をして、葉っぱの部分を蒸留しました。

    ゼラニウムは緑の葉っぱを使用しますが、葉っぱからお花のような甘い香りがします。

    ゲラニオールという成分は、バラにも含まれる成分ですので、希少なローズの精油の代用としても使われます。

     

     

    葉っぱからこんなにいい香りがするのですが、

    意外にもゼラニウムは精油率が低く0.1%程度。

    200gの葉から、精油はわずかに数滴分でした。

     

    ゲラニオールはアルコール類に属する成分で比較的水にも溶けやすいため、

    芳香蒸留水として、とても香り高い蒸留水が採取できました!

    美肌効果が高いので化粧水にぴったりですね。

     

     

    3.ペパーミント(フレッシュ、ドライ)

     

    ペパーミントもハーブティとしてよく使われますので、ドライハーブを入手し、水蒸気蒸留をしてみました。

    結果は、メントールの爽やかな香りが少なめで、緑(草)っぽさが強めのミントの香りが採れました。

    メントールは揮発性が高いので、ドライにする過程でかなり揮発してしまったのでしょうか。

     

    後日、フレッシュのペパーミントを入手し、蒸留してみました。

     

     

    とても素晴らしい香りの精油が採れました!

    といっても、まとまった量を採油するには、かなりの量のフレッシュミントが必要なので、

    こちらも、栽培するのが良さそうです。

    ローズマリーは、ドライとフレッシュであまり差はありませんでしたが、ペパーミントは断然フレッシュが良いようです。

     

     

     

    posted by: 吉川 晶子 | 水蒸気蒸留 | 10:00 | comments(0) | - |
    柑橘果皮の水蒸気蒸留結果(甘夏、はっさく、グレープフルーツ)
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      こんにちは。

      APOTHECA Holistic School の吉川です。

      この記事では、柑橘類の果皮からの採油方法と蒸留結果をまとめました。

       

      通常は、圧搾法を使って採取されることが多い柑橘系精油ですが、

      水蒸気蒸留法で採取することも可能です。

      柑橘系精油の多くには、フロクマリン類という光毒性(光感作)作用を持つ成分が含まれるのですが、

      水蒸気蒸留を行うことで、この毒性成分の含有量を減らすことができます。

      ただ、熱に非常に弱い成分に関しては、分解してしまう可能性がありますので、

      どちらも一長一短といえるでしょう。

       

      1.柑橘果皮の水蒸気蒸留方法

      2.甘夏

      3.はっさく

      4.グレープフルーツ(ホワイト)

      5.グレープフルーツ(ルビー)

      6.まとめ

       

       

       

      1.柑橘果皮の水蒸気蒸留方法

       

      今回使用したのは『Pure Stilller Mini』こんなにかわいらしい水蒸気蒸留器です。

       

       

      柑橘の皮の表面は、野菜用の洗剤で洗浄します。

      皮の表面を、できるだけ白い部分が入らないように、ピーラーか包丁で剥きます。

      皮の表面の油胞という部分(よくみるとプツプツとした袋がありますね)に、精油が蓄えられていますので、

      できるだけ油胞はつぶさないように剥きます。

       

       

      皮の表面部分を水を加えてミキサーにかけます(ここで油胞がつぶれます)。

      ミキサーにかけた液体を、蒸留器に入れ、煮出し蒸留(ハイドロ蒸留)を開始します。

       

       

      加熱を始めると水蒸気とともに精油も揮発し、冷却器までやってきます。

      冷やされると、再び水と精油に分離し、オイルセパレーターに溜まります。

      水槽(下層)と精油(上層)に分離しているのが分かります。

       

       

      初めの1滴が滴下してから、蒸留時間45分〜1時間ほどで終了です。

       

       

       

      2.甘夏

       

       

      甘夏:3個

      果皮重量:200g

      加水:600mL

      精油:3.5mL

       

      採取した精油は、とっても爽やかで、すっきりした香り。

      まるで果実そのもののような良い香りが採れました。

      甘夏精油はあまり一般で売られていませんが、かなりのお気に入りになりそうです。

       

       

       

      3.はっさく

       

       

      はっさく:3個

      果皮重量:211g

      加水:700mL

      精油:3mL

       

      精油は、すっきりしつつ甘い香りです。

      はっさくは果肉は甘くないですが、精油の香りは意外にも甘夏よりも甘さがあります。

      甘夏、はっさく、甲乙つけがたい良い香りです。

       

       

       

      4.グレープフルーツ(ホワイトタイプ)

       

       

      ホワイトグレープフルーツ:3個

      果皮重量:198g

      加水:700mL

      精油:6mL

       

      すごい採油率です!

      水蒸気蒸留のグレープフルーツ精油は、圧搾法のグレープフルーツ精油と比べると

      苦みが少なく爽やかな香りに仕上がっています。

       

       

       

      5.グレープフルーツ(ルビー)

       

       

      ルビーグレープフルーツ:3個

      果皮重量:230g

      加水:700mL

      精油:3.5mL

       

      果肉の味と同様に、ルビータイプの方がホワイトタイプより精油も甘い香りです。

      グレープフルーツにスイート・オレンジをブレンドしたような香りです。

       

       

       

      6.まとめ

       

      柑橘系の果皮は、はずれ無しのいい香りが毎回採れます。

      オレンジやグレープフルーツは精油として数多く販売されていますが、日本のみかん類の精油もとっても良い香りです。

      フルーツとして食した後の皮を捨ててしまわず、ぜひ香りもお楽しみいただきたいですね。

      水蒸気蒸留した精油は、通常の圧搾法でとれる精油よりもスッキリとした香りで無色透明ですので、

      いろいろな用途に使いやすいですね。

       

      posted by: 吉川 晶子 | 水蒸気蒸留 | 10:00 | comments(0) | - |
      ハーブの水蒸気蒸留結果 淵謄ートゥリー、ラベンダー、カモミール)
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        JUGEMテーマ:アロマテラピー

         

        こんにちは。

        APOTHECA Holistic School の吉川です。

        本日は、芳香ハーブをウォータースチームディスティレーションにより蒸留した結果(Part 1)をご紹介します。

         

        使用したのは以下のハーブです。

        1.ティートゥリー

        2.ラベンダー

        3.ジャーマンカモミール

         

         

        1.ティートゥリー

         

        蒸留用の国産ティートゥリーを農園から直送していただきました。

        3月下旬でしたので、季節的に若葉ではなく、しっかりした濃い緑色の葉でやや硬めです。

         

         

         

        ティートゥリーはとても採油率の良いハーブです。

        フレッシュティートゥリー100gから精油1.5mL採れました。

        今回は若葉ではなく硬めの葉でしたので、香りは、ティートゥリーの青々した

        爽やかな感じは控えめで、木の精油に近い香りでした。

        ベランダで栽培中のティートゥリーが大きくなったら、今度は若葉の時期に蒸留したいと思います。

         

         

         

        2.ラベンダー

         

        今回はハーブティーとして販売されているフランス産ドライラベンダーを蒸留しました。

        シーズンであればフレッシュの蒸留をしたいのですが、季節的に難しい場合はドライハーブでも十分精油が採れます。

        あたりまえですが、採油率(使用したハーブ量あたりの精油の採取量)はドライハーブの方が高いです。

        ドライハーブは、最盛期に収穫して乾燥させたものなので、保管状態が良ければ安定して精油が採取できます。

         

         

        (左)ドライハーブの状態で、色が鮮やかで、香りも華やかです。

        (右)色が浅く香りも華やかさに欠けます。(別メーカー)

         

         

        結果ですが、ドライラベンダー40g使用で 採油量は1.5mLです。

        こんなにカサカサのドライハーブからこんなに精油が採れるなんてびっくりです。

        どちらのラベンダーも採油量はあまり変わりませんでしたが、

        香りは、やはり鮮やかなラベンダーの方がより華やかなラベンダーの香りが採れました。

        蒸留直後よりも少し寝かせた方が、香りが良くなります。

         

         

         

        3.ジャーマン・カモミール

         

        ハーブティとして販売されているジャーマンカモミールを蒸留しました。

         

         

        ジャーマン・カモミール精油は非常に珍しいブルーの精油で、カマズレンという青い成分を含んでいます。

        カモミールの花を見ても全く青さは感じませんが、カモミールの花にはカマズレンではなく、

        マトリシンという無色の成分が含まれているのです。

        マトリシンは、水蒸気蒸留を行うことでカマズレンという青い成分に変化します。

        ジャーマン・カモミールは抗炎症作用があることが知られていますが、このカマズレンが有効成分です。

         

         

        ドライのジャーマンカモミール40gから、2滴分ほどの僅かな精油が採れました。

        採油率が低いため、ジャーマンカモミールはとても高価な精油です。

        一緒にとれるハーブウォーターにも抗炎症効果が期待できますので、化粧水として活用できます。

         

         

        posted by: 吉川 晶子 | 水蒸気蒸留 | 10:00 | comments(0) | - |
        精油を採取する方法「水蒸気蒸留法」とは
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          JUGEMテーマ:アロマテラピー

           

          こんにちは。

          APOTHECA Holistic Schoolの吉川です。

          本日は精油の採取方法の一つである「水蒸気蒸留法」についてご紹介します。

           

          精油を採取する方法には、圧搾法、水蒸気蒸留法、溶剤抽出法などがあります。

          中でも最も多く使われる方法は、「水蒸気蒸留法」です。

           

          工業的に精油を得るには、大きな装置を使用して水蒸気蒸留が行われていますが、

          家庭用やアロマ教室での実習に小型の蒸留器も市販されるようになりました。

           

           

          当スクールにも、こちらの『Pure Stilller Mini』『Pure Stiller Lite』

          の2つを導入しましたが、これらの機器で実施できるのが、

          ウォーターディスティレーション、ウォータースチームディスティレーションになります。

           

          ウォーターディスティレーション:ハイドロ蒸留、煮出し蒸留ともいいます。

          植物が水に浸かった状態で加熱を行い、水を沸騰させます。

          水蒸気とともに揮発した精油は、冷却されて、オイルセパレーターで水と精油に分離します。

          植物全体に熱湯が行きわたるため、効率よく精油を蒸留できます。

          バラの花びらなど蒸気が通りにくいものや高価な精油の抽出に使用されます。

           

           

          柑橘の果皮をウォーターディスティレーション(ハイドロ蒸留、煮出し蒸留)しているところです。

          果皮と水が混ざった状態で加熱しています。

           

          柑橘系の精油は圧搾法で採取することが多いですが、水蒸気蒸留法でも採取できます。

          *詳しくは、柑橘果皮の水蒸気蒸留結果 の記事をご覧ください。

           

          ウォータースチームディスティレーション

          釜の下部に網を置き、網の上に植物、網の下に水をいれます。

          水の部分を加熱して沸騰させ、蒸気を植物の間に通します。

          水蒸気とともに揮発した精油は、冷却されて、オイルセパレーターで水と精油に分離します。

          最も一般的な方法として精油の製造に利用されている方法です。

          蒸気が通りやすいハーブ類の蒸留に使用されます。

           

           

          ティートゥリーをウォータースチームディスティレーションしています。

          *各種ハーブの蒸留について、詳しくは、 ハーブの水蒸気蒸留結果 の記事をご覧ください。

           

          さらに、水蒸気を発生する部分が別になった スチームディスティレーション

          オイルセパレーターで分離した水層部分を蒸留釜に戻す コーホベーション

          という方法もあります。

          それぞれの方法から精油の特性に合わせて、適した方法を選択します。

          posted by: 吉川 晶子 | 水蒸気蒸留 | 10:00 | comments(0) | - |